現在、当院で通常使用している消化管用造影剤(ガストログラフィン)が、全国的な供給遅延により入手が極めて困難な状況となっております。つきましては、必要な検査(または治療)を滞りなく安全に実施するため、代替の造影剤としてオムニパーク300注を使用させていただきます。
本剤の使用にあたり、以下の重要な点についてご理解いただきますようお願い申し上げます。
- 1. 代替薬の「適応外使用」と海外での承認について
- 今回使用する代替の造影剤を消化管の検査に用いることは、現在の日本の公的医療保険制度上では「適応外使用(保険承認外)」の扱いとなります。 しかしながら、この使用方法は海外では広く承認され、一般的な検査方法として普及しており、医学的な有効性および安全性は確立されております。
- 2. 医薬品副作用被害救済制度について
- 日本の公的制度として、薬の副作用により重篤な健康被害が生じた場合に医療費などが給付される「医薬品副作用被害救済制度」があります。 今回の代替薬の使用は前述の通り「適応外使用」となるため、万が一、重大な副作用が発生した場合、この公的な救済制度の給付対象外となる可能性があります。
- 3. 有害事象発生時の当院の対応について
- 適応外使用であり、公的な救済制度の対象外となる可能性があるものの、万が一、検査に伴う有害事象や副作用が発生した場合には、当院の医師およびスタッフが責任をもって、迅速かつ最善の治療・対応を行いますのでご安心ください。