当院薬剤部では、常勤薬剤師21名、非常勤薬剤師1名、調剤事務2名の計24名体制(2025年10月現在)で、患者さん中心の質の高い薬物治療の提供に貢献しています。私たちは、病棟業務、調剤業務、医薬品情報管理業務、医薬品在庫管理業務、訪問薬剤業務の5つを重要な柱とし、日々業務に取り組んでおります。全ての病棟に薬剤師を配置し、患者さんの薬物療法の状況に関する迅速かつ積極的な情報収集・情報提供に努めています。医師や看護師をはじめとする医療スタッフと緊密に連携し、チーム医療に積極的に参加することで、患者さん一人ひとりに合わせた安全で確実な薬物治療の実施と、きめ細やかな情報提供を実現しています。さらに、薬剤師や医療スタッフへの研修にも力を入れ、次世代を担う専門性の高い人材の育成にも積極的に取り組んでおります。
白岡中央総合病院薬剤部は、地域の住民の方々や医療スタッフが、安心して薬剤を使用できるように、薬剤の適正使用の推進、医療安全やチーム医療に貢献していきます。
当院は、医師の処方箋に基づき調剤を行う際、アレルギー歴、副作用、相互作用などを徹底確認し、薬歴と照合することで、薬剤の安全性と効果を追求しています。疑義がある場合は医師へ速やかに照会します。調剤支援システムにより、薬袋・説明書の発行、一包化などの業務を効率化しています。チーム医療とタスクシェアの推進さらに、医師や他職種の負担軽減のため、薬剤師が専門性を発揮する取り組みとして、PBPM(プロトコールに基づく薬物治療管理)を導入しています。医師の負担軽減「定期処方のリフィル化プロトコル」により、安定期の患者様への処方支援を行い、医師の業務をサポートしています。薬局連携の強化: 「院外処方箋の問い合わせ簡素化プロトコル」を運用し、保険薬局からの形式的な疑義照会の負担を軽減しています。
院内の医薬品の適正な品質管理と在庫管理を実施しています。
医療スタッフへの情報提供を、収集・整理・分析・加工をして行っています。具体的には月1回のDrug Informationの発行や医薬品集の作成、病棟担当者とのカンファレンス、TDM解析(薬物の血中濃度を測定し、以降の推移を予測すること)、薬剤に関する問い合わせや相談への対応などを行っています。
医師や看護師をはじめとした医療スタッフに積極的な情報提供を行うなど、緊密に連携をとっています。患者さまの状態を理解し、治療方針を正しく把握し、最適な情報提供を行うことで、質の高い薬物治療への寄与に努めています。
入院患者さまのベッドサイドに訪問し、患者さまと直接対話をして服薬指導を行っています。患者さまが分かりやすいように、正しい服用方法や薬効の説明を行っています。
安全キャビネットを用いて、抗がん剤の調整を行っています。他にも入院患者の高カロリー輸液やハイリスク薬であるカリウム製剤の注射薬の調整を行っています。
通院が困難なかたなどの患者さま宅に訪問し、服薬指導や服用状況の確認を行っています。
| 勤務薬剤師数 | 常勤薬剤師21名 非常勤薬剤師1名 事務員2名 |
|---|---|
| 処方箋枚数 | 入院:86枚/日 外来:院外処方 |
| 注射処方箋枚数 | 105枚/日 |
| 注射薬混合件数 | 686件/月 |
| 抗がん剤注射混合件数 | 28件/月 |
| 服薬指導(薬剤管理指導業務) | 869件/月 |
| 薬物血中濃度解析(TDM) | 35件/月 |
| 在宅訪問 | 14件/月 |
| 採用医薬品数 | 1303品目 |
お問い合わせ・予約受付
0480-93-0661(代表)