腎臓病は今や国民病の一つと言われるほどに多くの方が悩まされる病気となっています。
多くの方が罹患する病気であるのに、一般の方に馴染みがないのは腎臓が「沈黙の臓器」といわれ、症状が出にくいこともあるかもしれません。腎臓の大きな役割の一つは血液から老廃物を除去するフィルターであること、このフィルターが傷害され蛋白尿や血尿がでるなどの異常が起こり、進行し腎臓が機能不全に陥ると、透析療法という人工的に老廃物を除去する治療が必要になります。
我が国の透析患者さんは34万3,508任(2023年末)、人口百万人当たり2,762人の方が治療を受けています。腎臓病は治りにくい経過も長くなることの多い疾患ですが、早期診断と治療によって進行を防ぐことが何よりも重要です。
当院腎臓内科外来では、検尿で偶然見つかった血尿・蛋白尿の初期診療をはじめ、軽度の腎機害のある患者さん、むくみなどのあるネフローゼ症候群、経過が長く腎機能が低下し近い将来人工透析が必要となりそうな患者さんなど、腎臓病の各段階にある患者さんの専門的管理や治療を行います。
総合尿インでもあり、糖尿病をはじめ、脳血管障害、循環器疾患、のある方の診療も受け入れており、内科、外科や整形外科などの入院を要する方の病棟での診療も受け入れております。
図らずも人工透析治療が必要になった患者さんにも安定した血液透析治療を提供するべく、「血液浄化センター」とも緊密に連携して診療に当たっています。
ずは健康診断を必ず受診し、検尿異常や腎機能異常を指摘された場合には放置せず、腎臓内科を受診してください。
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[第1、3、5週] 高野 嘉史 腎臓外来 [第2週] 於保 崇史 腎臓外来 [第4週] 大山 貴司 腎臓外来 |
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