当院は、市内で唯一の総合病院として、救急から在宅まで幅広い医療を担い、地域の皆さまが、住み慣れた場所で安心して暮らし続けられるよう、多職種と協力しながら日々取り組んでいます。
看護部では、患者さん一人ひとりの「その人らしさ」を大切にしています。ご本人だけでなく、ご家族の思いにも寄り添いながら、温かみのある看護・介護をお届けできるよう努めています。
これからも、地域の皆さまに信頼され、身近に感じていただける看護部であり続けられるよう、努力を重ねてまいります。
看護部長 高崎 貴子
その人らしさを尊重した、思いに寄り添った、誠実な質の高い看護の提供
1. 思いやりの心で、信頼される看護を提供する。
2. チームの一員として、役割と責任を果たす。
3. 人権を尊重し、倫理に基づく看護を実践する。
4. 専門職として学び続け、看護の質向上に努める。
5. 協力し合える活気ある職場づくりを推進する。
| 病床数 | 256床 一般病棟148床、地域包括ケア病棟14床、障害者病棟53床、回復期リハビリテーション病棟41床 |
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| 看護方式 | 全病棟PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム) |
| 勤務パターン | 病棟・外来:2交代制 日勤8:30~17:30 夜勤17:00~翌9:00(早出・遅番あり) 手術室:日勤8:30~17:30 透析室:日勤8:00~17:00 |
| 看護単位 | 外科系混合病棟、内科病棟、整形外科病棟、障害者病棟、地域包括ケア病棟、外来・救急看護科(血液浄化室含む)、手術看護科 |
全病棟PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)を導入しています。日勤帯・夜勤帯もペアで看護実践するので、業務やケアを補完し合えるというメリットを活かし安心・安全な看護の提供に取り組んでいます。また幅広い年代が在籍していることの強みとして、それぞれ持てる力を発揮して職員同志が互いに支え、そして補完し合える職場環境づくりに努めています。
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① 新人看護職員研修制度、卒後研修
入職後は集合研修やローテーション研修、配属後も1カ月毎に集合研修を実施しています。その後卒後3年目まで集合研修を実施しており同期との集合研修では、心身のリフレッシュにも繋がるような研修内容を考え実施しています。
② 継続教育
AMGには共通のキャリアラダーシステムがあり、そこに全職員対象に当院の目指す看護師像も取り入れることで、「習得する看護スキル」と「現場で求められる看護」にギャップを生まないよう工夫しています。ラダー研修は自ら学ぶ時間・場所を選べるように、院内研修は対面形式からeラーニングも取り入れています。また、認定看護師を活かして、スペシャリストによる専門講義も充実させています。さまざまな領域に精通した先輩からの講義を通して、専門知識を深めていくだけでなく、「自分も認定看護師などの資格を目指したい」と思ってくれるスタッフへのキャリアアップも支援しています。
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当院では、看護師一人ひとりが安心してキャリアを築けるよう、資格取得支援制度を導入しています。
認定看護師・専門看護師・特定行為研修、NST専門療法士、看護学生実習指導者などキャリアアップに必要な費用の補助や勤務調整を行い、学びながら働ける環境を整えています。資格取得後は、その専門性を活かし、やりがいを感じながら活躍できる体制を目指しています。
当院では、認定看護師と特定行為看護師の両資格を持つスタッフなど院内外で活躍しています。
糖尿病看護認定看護師1名、認知症看護認定看護師1名、緩和ケア認定看護師2名、感染管理認定看護師1名
皮膚排泄ケア認定看護師1名、訪問看護認定看護師1名 (6分野)
認定看護師による看護外来も実施しています。詳細はこちらのページをご確認ください。
当病棟は、手術を受ける患者さんの周術期ケアや退院支援を行う外科系混合病棟です。幅広い疾患を学びながら、チームで協力して患者さんを支えています。子育てや家庭と両立するスタッフも多く、互いに助け合える温かい雰囲気が自慢です。スタッフ同士の協力体制がしっかりしており、相談しやすく温かい雰囲気の病棟です。子育て中の方やブランクのある方も安心して働けます。
当病棟は、急性期治療を終えて病状が安定した患者さんが、自宅や介護施設への復帰を目指すための病棟です。また、当院には緩和ケア病棟はありませんが、がんなどの疾患で身体的な苦痛を目的とした入院の方も受け入れています。入院期間は最長60日と定められている中で在宅復帰支援を多職種と協働し支援しています。2B病棟は他病棟に比べ病床数とスタッフ数が少なく、1日の日勤者数は2~3名、夜勤は2名です。雰囲気良く、チームワークを大切に働きやすい職場環境を目指し、患者さん一人一人の個別性を大切した看護を提供しています。
当病棟は、緊急入院が多く忙しい中にも活気があふれる病棟です。急性期から回復期、慢性期、終末期まで幅広い看護を経験でき、日々の学びを通して成長できる機会が豊富にあります。患者さんやご家族の要望に丁寧に耳を傾け、安心して在宅での生活に移行できるよう多職種と連携した退院支援にも積極的に取り組んでいます。新人看護師からベテラン、ママさんナースと幅広い年代のスタッフが支え合いながら働いています。
当病棟は、重度の身体障害や知的障害、認知症などをお持ちの患者さんに、医療と生活支援を行っています。認知症ケアにも力を入れ、安心して過ごせる環境づくりやご家族へのサポートを大切にしていま す。多職種と連携しながら、一人ひとりの「その人らしい生活」を支える看護を実践しています。患者さんに寄り添う看護を共に担う仲間を歓迎します。
当病棟は整形外科に特化し、四肢骨折、腰椎疾患、変形性膝・股関節症などの患者さんに対して、「歩く力を取り戻す」ための看護を提供しています。当院では年間約1,000件の手術が行われており、その約半数が整形外科の手術です。術前・術後の全身状態の観察は看護師がペアで担当するため、安心・安全なケアが実現できています。また、リハビリテーション技術科をはじめとする多職種との連携が活発であり、医師との協力体制も良好です。チームの一員として連携を大切にしながら、共に成長していける環境が整っています。
当病棟では、急性期治療後の患者さんに集中的なリハビリテーションを提供しています。脳疾患や整形外科疾患の方が多く、入院中に日常生活動作が少しずつ広がるよう支援しています。退院後も自宅や地域でその人らしい生活が続けられるようサポートを実施。看護師・介護福祉士・看護補助者がチームで日常生活を支援し、外国人技能実習生も加わって多職種で入院生活を支えています。
外来・救急看護科は約40名体制で、1日350~360名の外来患者さんに対応しています。消化器内視鏡技師資格を持つ看護師による年間2,200件の内視鏡検査、専門チームによる化学療法、臨床工学技士と連携した透析看護など、幅広い専門分野で活躍できる環境です。救急室では24時間体制で救急救命士と連携し、病院救急車による現場対応も実施。認定看護師も在籍し、専門性とチーム力を活かして地域に安心・安全な医療を提供しています。多職種と協働しながら成長できる職場で、あなたの力を発揮しませんか。
手術看護科は、整形外科・外科・形成外科・泌尿器科・眼科・脳神経外科など幅広い領域の手術に対応しています。患者さんが安心して手術に臨めるよう、術前訪問にてオリエンテーションを行い、術中看護から術後訪問まで一貫したサポートを担当しています。
スタッフは新人から経験豊富な看護師まで幅広く、ライフステージに合わせた多様な働き方が可能です。また、プリセプター制度を導入し、新人看護師や中途入職者には先輩看護師が寄り添い、指導や相談に応じることで、安心して成長できる環境を整えています。
当院の入退院支援は、各部署での役割を発揮し協働することで質の高い支援の実現に向けて取り組んでいます。入退院支援看護師として、担当看護師や退院支援看護師と主に在宅への入退院支援を実施しています。入院前から退院向けての一連の経過を把握しながら適宜介入し院内の多職種と連携します。そして、在宅医療や介護保険利用など、入退院支援コーディネーターとして、外部調整を行っています。
お問い合わせ・予約受付
0480-93-0661(代表)