日に日に秋らしくなって参りました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
先日、当院では「医療安全研修会」を開催しました。
テーマは 「Never Events 起きてはならないこと 〜患者間違い、部位間違い、手技間違い防止策を正しく理解する〜」 です。
講師には横浜市立大学附属病院の 菊地 龍明先生 をお迎えし、実際の事例をもとに具体的なお話を伺いました。
普段の業務を振り返る貴重な時間となり、改めて身が引き締まる思いでした。
今回の研修では、確認不足や思い込みが重大な事故につながることを改めて実感しました。
「いつも通りだから大丈夫」という油断が、命に関わるミスを生むこともあります。
だからこそ、一つひとつの確認を丁寧に行うことが、安全につながるのだと強く感じました。
医療安全は個人だけでなく、組織全体で支える文化と仕組みが大切です。
”確認は信頼の証”──その意識を持って、これからも日々の業務に向き合っていきたいと思います。
そして、看護部の研修では、先日「医療安全」の視点を交えた一年目看護師の集合研修が行われました。
テーマは、薬剤部科長による「薬剤管理」の講義です。
重要な薬剤を扱う機会が増えてきた一年目看護師にとって、安全な投与方法や注意点を改めて確認できる、大切な学びの時間となりました。
医療現場は毎日が慌ただしく、時には時間との戦いのように感じることもあります。
それでも変わらないのは「患者さんの安全が一番大切」という思いです。
私たち自身が安心して働ける体制づくりも欠かせません。
小さな確認や声かけ、研修での学びの積み重ねが、患者さんの安心につながっていくと日々実感しています。
これからも学びを日々のケアやチーム医療に活かし、安心・安全な医療を届けられるよう取り組んでまいります。



